[id:$00000000] [ti:儚き季節に舞う蝶よ] [ar:茅野愛衣] [00:01.03]儚くも散り逝くのは月も太陽も同じことね [00:07.53]何の意味も与えられない…… [00:11.09]すべて塵芥となるから [00:16.53]儚き季節に舞う蝶よ - 茅野愛衣 [00:20.91]作詞∶松井洋平 [00:22.97]作曲∶石川智久 [00:31.97]綴る文字は形を成しても [00:38.16]散らばったまま……泡沫消える [00:45.03]想いの遷り、暦の巡り、命の流転 [00:54.72]胡蝶の夢よ [00:58.22]それは何も生み出さないから [01:05.97]重ね方を変えても無意でしょう? [01:11.63]男女の契り、此岸の祈り、独りと他人 [01:20.26]すべて儚い季節に咲いた花 [01:25.76]やがては土へと還りゆくだけなの [01:32.51]土も、そう…星も形を留められない [01:39.82]けれど、何故… [01:41.51]筆を取って、私は書き続けるのでしょう [01:46.57]いま在るのは…… [01:49.01]言の葉が描きだした世界しかない [01:53.13]幻想も意識の内、現実と同じことなのに [01:59.83]誰にとまり羽を綴じるために… [02:04.15]その蝶は舞ってるの? [02:23.34]それは何も生み出さないのに… [02:28.15]だけどそれは、心を揺さぶる? [02:35.96]喜び、怒り、哀しみ… [02:40.77]騙り、無意味な夢さえも [02:45.90]飾り付けるため咲いた花 [02:49.90]やがては土へと還るのに彩る [02:56.40]花は、そう…散っても記憶に留まったまま [03:03.90]それを、何故…筆を取って、 [03:07.03]私は書き続けるのでしょう [03:10.59]他人の綴る… [03:12.28]言の葉には何も感じられないのに [03:17.21]幻想と現世との境目で呼んでくれてる人 [03:23.96]その袂で羽を開くために… [03:27.53]この本は待ってるの? [03:32.46]誰かに響いたとき [03:38.90]谺する言葉を待って [03:45.28]「だれかによまれる」詰り [03:48.15]「だれかがよんでいる」 [03:52.22]それこそが…『意味』なのでしょうか? [03:57.96]だからこそ…筆を取って、 [04:01.28]私は書き綴けるだけ [04:04.54]知らなかった、言の葉の向 [04:08.28]こうに意味はあるのでしょうか? [04:11.72]幻想の世界の外、儚い季節が続いても [04:17.97]羽を開き「よんでくれる」人へ、 [04:22.22]その蝶は舞っていくの [04:38.59]よんでください