[id:$00000000] [ar:志方あきこ (志方晶子)] [ti:翅亡キ花] [by:] [hash:12664af24513015330b1cf872e67df7f] [al:] [sign:] [qq:] [total:0] [offset:0] [00:01.56]词：磯谷佳江 [00:01.78]曲：志方あきこ [00:11.85]罅割れた嘆きも [00:14.59]潰えぬ祈りも [00:17.43]霧の中に [00:19.51]かき消されて [00:23.23]心を探っても [00:25.75]確かめてみても [00:28.60]翳のように [00:30.86]擦り抜けてく [00:33.80]閉ざされた [00:36.45]この世界を [00:39.60]いつの日にか [00:42.05]救い出して [00:54.06]仄明るい [00:56.41]水晶の森に [00:59.36]銀色の鱗が降り積もる [01:05.24]白磁の月 [01:07.77]深遠に浮かべ [01:10.54]哀しみを胸に宿した [01:17.27]遥かな水面を [01:19.85]撥ねる虹魚 [01:22.73]冷たい自由を [01:25.70]明日に翳して [01:28.39]二人は此処で [01:31.20]何を見上げてる? [01:36.14]どこまで叫んでも [01:38.90]切に望めども [01:41.71]白夜色の蕾のまま [01:47.32]咲き誇ることさえ [01:50.10]散ることさえなく [01:52.95]夢のように [01:55.28]愛しいだけ [01:58.68]張り詰めた [02:00.83]水の底で [02:03.85]あなたの手を [02:06.40]握り締めた [02:23.93]廃れ果てた [02:26.26]想いの柩を [02:29.43]淡色の貝で [02:31.98]飾りつけて [02:35.22]青磁の間に [02:37.74]並べた泪は [02:40.49]翅の無い花の幻想 [02:46.66]眠れる光が [02:50.02]そっと照らすは [02:52.69]静寂揺らめく [02:55.59]刻の旅人 [02:58.53]少年はなお [03:01.25]永遠に焦がれ [03:06.13]どこまで歩いても [03:08.87]決して掴めない [03:11.68]幻だと知っていても [03:17.34]しなやかな鎖を [03:20.15]硝子の虚実を [03:22.98]痛みさえも [03:25.10]抱きしめてる [03:28.55]どこまで叫んでも [03:31.45]切に望めども [03:34.21]霧の中に [03:36.33]かき消されて [03:40.02]心を探っても [03:42.66]確かめてみても [03:45.43]翳のように [03:47.56]擦り抜けてく [03:51.29]鈍色の瞳の奥 [03:56.51]私だけを映していて