[id:$00000000] [ar:] [ti:] [by:] [00:00.00]文學少女 - BURNOUT SYNDROMES (バーンアウトシンドローム) [00:00.40]词：熊谷和海 [00:00.81]曲：熊谷和海 [00:01.22]空は静かに白み始めていた [00:06.31]小説家 [00:07.58]〆切前のam4:00 [00:12.41]少しずつ [00:14.00]少しずつ書き溜めてきた [00:17.97]君と僕の小説を書いている [00:34.16]『文學少女』 [00:46.77]国境の長いトンネルを [00:48.44]抜けると雪国だった [00:49.81]背中にくい込んでいた夜と [00:50.76]桜の樹の下に埋まる屍体と [00:52.19]『蜘蛛の糸』と『羅生門』と [00:53.17]『城の崎』と『走れメロス』と [00:54.70]『君』と『僕』で出来た物語に [00:56.15]名前はまだない [00:57.07]恥の多い生涯を [00:57.67]送ってきました [00:58.71]夕暮れ [00:59.59]チャイムが鳴り響いていた [01:03.07]沈んだ目で [01:04.75]上履きを探す少女 [01:08.98]授業も聞かずに [01:11.47]日が暮れるまで [01:13.87]窓際の席で [01:15.75]小説を読んでいた [01:19.32]ボーイミーツ [01:20.47]ガール＠校舎裏 [01:22.02]籠球部の喧噪と [01:24.77]風に舞うカーテンと [01:27.39]通知表飛行機と [01:32.41]何遍も [01:33.27]何遍も書き直した [01:35.61]この世界を君は笑うだろう [01:39.19]嘘ばかりのストーリーと [01:43.03]ただラストシーンの [01:44.96]この台詞が君以外に [01:47.54]伝わりませんように [01:49.61]「その手首の痣 [01:52.91]とても綺麗でした」 [01:59.12]文學少女 [02:05.21]少女はいつしか [02:07.37]変わり始めていた [02:09.85]戦う術を小説が教えていた [02:15.45]言葉を剣に沈黙を盾に [02:20.44]君は [02:21.40]君だけの主人公になる [02:26.19]ダンスダンス [02:27.05]ダンス＠高架下 [02:28.61]総武線の振動と [02:31.60]右のサイドスローで小石 [02:34.75]跳ねる荒川 [02:39.03]何遍も [02:39.96]何遍も書き直した [02:42.41]その未来で [02:43.60]君は笑うだろう [02:45.63]誇り高きストーリーと [02:49.73]いま [02:50.46]あの孤独と [02:51.51]自殺願望が [02:52.94]君のための文學になるんだ [02:56.46]跳ねる水飛沫 [02:59.54]とても綺麗でした [03:11.01]朝 [03:11.58]食堂で吸う一さじのスウプと [03:13.74]鳴り響くさびしさと [03:14.58]好きという絶望の中では [03:16.74]『檸檬』も『蜜柑』も [03:17.61]『斜陽』も『河童』も [03:17.97]『こゝろ』も『破戒』も [03:18.67]『夜間飛行』も [03:19.43]『銀河鉄道』も [03:19.88]『砂糖菓子』も [03:20.64]君と過ごした青春全部が [03:21.93]『限りなく透明に [03:22.73]近いブルー』だ [03:34.52]シャープペンで [03:35.77]書けるような [03:36.96]薄っぺらな僕の人生も [03:39.86]水性ペンで書いたような [03:42.25]涙滲む君の明日も [03:45.10]世界にたった一つだけだ [03:47.71]共にハッピーエンドを [03:49.66]信じて書こう [03:52.16]人生はストーリー [03:57.87]何遍も何遍も書き直した [04:01.03]この世界を君は笑うだろう [04:04.53]嘘ばかりのストーリーと [04:08.34]ただラストシーンの [04:10.34]この台詞が君以外に [04:12.89]伝わりませんように [04:14.97]「その手首の痣 [04:18.23]とても綺麗でした」 [04:23.57]とても綺麗でした [04:40.45]『文學少女』